卒業生が活躍しているすがたを見ると、元気づけられますね。 今回はメディア学部卒業生で、シンガポールを中心に、カメラマン・WEBデザイナーとして活躍している得本真子さんを紹介します。先月、帰国して渋谷のギャラリーで写真展を開いていた得本さんを訪ねました。ちょっと遅くなりましたが、ご報告です。 今回の写真展「ふたり、あわせて200歳」では、得本さんのふるさとである、喜界島が舞台です。ゆたかな自然とゆったりとした時間の中で、すべてと調和しながら暮らすご家族の様子を「家族」をテーマに撮影しました。得本さんの視点で、家族のきずな、人間と自然とのきずな、こうしたことが鮮やかに表現されていたと感じました。今回の写真展の趣旨を得本さんの言葉から引用しましょう。 < 男女平均寿命が 84 歳と今年も世界一の長寿国となった日本ですが、鹿児島県奄美群島、喜界島に住むわた しの祖父母は、今年 103 歳と 97 歳を迎え、ふたりあわせて 200 歳になりました。 現在はシンガポールに住んでいますが、今年 4 年ぶりに帰った故郷でわたしが写真を通し て伝えたいことは「命のつながり」でることに気付き、姉と話をする中で「私たちは祖父 母孝行ができているのか」「家族だけに留まらず、広い目線で何かできることがあるのでは ないだろうか」という考えにいきつき、本展の開催を決めました。> [ 本展 プレスリリースより ] 祝いの日に 手のひらの上の命 普段はシンガポールで、旅行やデザインの分野で活躍する得本さん。今回は写真家として、家族と故郷の風景を通して、人の一生や家族のつながりというものを考え、感じさせる素晴らしい展覧会を実現しました。本当に素晴らしいと思います。 会期終了後は、トンボ帰りでシンガポールに戻っていったという得本さん、WEBデザイナーの仕事もこなすなんて、メディア学部の卒業生としての才能を開花させてくれているようで嬉しいです。今後のますますの活躍が楽しみです! 今回は、展覧会終了後のレポートとなってしまい、申し訳ありませんでした。次の展示会の時には、会期前に宣伝させていただきますね! - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【写真展概要】 名 称 : 「ふたり、あわせて 200 歳」-遠く離れた家...